「絵カードがあるといいですよ。」
そう勧められてから、気づけば2〜3年。
「そのうち作ろう」と思い続けた結果、見事にサボり倒していました笑
そんな私が、メルカリで完成品のPECS(絵カード)と出会い、ようやく使い始めることに。
今回は、「ちゃんと始められた話」ではなく、「なかなか始められなかった話」です😊
絵カードは知っていた、でも「PECS」は知らなかった
先日、いつもお世話になっている相談員さんとの面談で、こんなことを言われました
「PECSって使ってみたことありますか?」
PECS…?
絵カードを使ってコミュニケーションを取る方法があること自体は、以前から知っていました
でも「PECS」という名前、それがひとつのちゃんとした方式であることは、この時初めて知りました
「絵カード」というふわっとした認識のまま、具体的な方法として知らずに過ごしていたんだと思います
「そういうカードがあるんですね、名前すら知らなかったです」と答えると、相談員さんが簡単に説明してくれました
実はこの絵カード自体は、勧められたのは今回が初めてではありません
実は2〜3年前から勧められていた
絵カードを使ってみたら、という話は、2〜3年前から聞いていました(それも、1回や2回ではありません…)
引っ越す前に通っていた園の先生から
そして、当時お世話になっていた相談員さんから
「絵カードがあると伝わりやすいと思いますよ」って、その頃から言われていたんです
仕事に追われて、当時は作る余力がなかった
当時は仕事をしながら障がい児育児をしていて、正直、毎日を回すだけで精一杯でした
朝準備して、送り出して、仕事して、遅めの時間に帰ってきて、帰宅後は家族が食事は準備してくれて、お風呂に入れて、寝かしつけて、次の日の園の準備して…気づいたら1日が終わっている、そんな日々です
なんなら、園の準備は深夜にしていたので、あの頃連絡帳を書く私の姿はゾンビみたいだったと思います笑
「作った方がいいんだろうな」というのは、頭の片隅にずっとありました
でも新しいことにチャレンジする余力なんて、正直どこにもありませんでした
そのまま、絵カードを作らないまま2〜3年が過ぎていきました
退職と転居を経て、「今なら作れるかも」と思った
その後、私は仕事を辞めて、地元に引っ越しました
今は無職で、正直、あの頃に比べたら時間はあります
「今なら作れるんじゃないか」
そう思ったところに、今の相談員さんからPECSの話が出てきたので、「じゃあ今度こそ」という気持ちで、絵カード作りに再挑戦することにしました
画像は選んだ、文字も入れた。でも印刷は一度もしなかった
さっそくスマホで、絵カードに使えそうな画像を選び始めました
「ごはん」「トイレ」「あそぶ」…イラストをいくつか選んで、それぞれに文字を入れて、ダウンロードまで完了させました
ここまでは、思ったよりスムーズにできたんです
あとは印刷するだけ
…のはずでした
でも、印刷は一度もしませんでした
コンビニ印刷のハードルと「どうせなら一気に作りたい」の間で
家にプリンターがないので、印刷するとなるとコンビニに行くしかありません
コンビニ印刷って、地味にお金がかかるんですよね
しかも「今って混んでるかな」「他に印刷したい人がいたら気を遣うな」とか、そういう小さいことがいちいち気になってしまって
さらに「今すぐ絵カードが必要な場面があるわけじゃないし」という気持ちもありました
かといって、必要なものだけ少しずつ印刷するのも、また後で作るのが面倒になりそうで、「どうせならまとめて一気に作っておきたい」という気持ちも捨てきれず
結局、そのあたりをぐるぐる考えているうちに、スマホにダウンロードデータだけが残ったまま、時間だけが過ぎていきました…
そのまま半年が経った
「そのうちやろう」
そう思っているうちに、気づけば半年ほど経っていました
今振り返ると、まだ長女の言葉が少なかった頃にもっと早く用意してあげられたらよかったな、という気持ちは、今でも少しあります
ただ、これは自分を責めるための記事ではありません
過去を悔やむより、今からでも始められたことの方を、私は大事にしたいと思っています
長女の体調不良のさなかに、まさかの発見
そんな中、長女が体調を崩しました
高熱が続き、1週間は自宅で様子を見ている時間が増えました
元気な時のように遊びまわることもなく、静かに横になっていることが多くて、苦しそうな姿を見るのは正直つらかったです
ただ、その静かな時間があったからこそ、私もスマホを開く時間ができました
もともとメルカリで不用品を出品していたこともあり、何気なく「絵カード PECS」と検索してみたんです
半分、気分転換のような、思いつきの検索です
そうしたら…出てきたんです
カット済み、角丸加工済み、マジックテープ付き、リング付きの絵カードを販売している方が…!!(一部オプション、全て新品です)
「え、こんなの売ってるんだ!」
スマホのダウンロードフォルダで眠っていた自分の絵カードデータを思い出しながら、正直かなり驚きました
自分で作るより、この完成品を買った方が絶対に自分に合っている
そう思って、この子に必要なのはどれなのか、しっかり選んで3種類購入しました
届いた絵カードの第一印象
数日後、絵カードが届きました
開けてみて、まず思ったのは「これ、めちゃくちゃ丁寧に作られてる…」ということでした
角も全部きれいに丸くカットされていて、マジックテープや磁石もしっかり貼ってあったり、リングでまとめられるようになっている
印刷すらしなかった自分のことを思うと、なんだかちょっと申し訳ないような、そして心底ホッとしたような、複雑な気持ちになりました
しかも絵カードの種類がとにかく豊富で、逆にどれを使おうと選ぶのに迷ってしまうくらいでした
食べ物系、遊び系、日常動作系…こんなに種類があるんだ、と驚きました
その後長女の体調は回復せずそのまま入院となったので、すぐには使わず、回復を待つことにしました
落ち着いてから、長女に見せてみた
無事に退院して、生活が落ち着いてきたころ、さっそく何枚か長女に見せてみました
反応としては「わあ!わかりやすい!」というテンションの高いものではなかったです笑
でも、じっと見て、理解しようとしているような、そんな真剣な表情はありました
「これは何だろう」と考えている顔、というか
この様子を見て、ちゃんと届いているのかもしれないな、と少し嬉しくなりました
今のコミュニケーションのレベルと課題
長女は今、2語文、時々3語文くらいでコミュニケーションを取っています
なので、正直なところ、親子ともに絵カードを使う習慣自体がまだありません
これが今、1番の課題だなと感じています
道具はある、でも使う習慣がまだない
このギャップを埋めていくのが、これからの私たちの課題です
今後は、日々の気持ちを伝える場面だけでなく、スケジュールを伝えるときにも使えたらいいなと考えています
「次は病院だよ」「今日は公園に行くよ」というのを、絵カードで示してあげれたら、見通しが立てやすくなるかもしれません
おすすめレビューじゃなくて、今の正直な気持ち
というわけで今回は「PECSを使ってみたら子どもが劇的に変わりました」というおすすめレビューではありません
2〜3年前から勧められて動けず、退職と転居を経てようやく再挑戦して、それでも印刷ひとつできないまま半年が過ぎて、そんな中で長女の体調不良が重なって、その間に偶然メルカリを見つけて購入して
振り返ると、なかなか長い道のりでした
でも、「作れなかった」から「手に入れた」へ、少しずつでも進めたこと
それだけでも、今の私にとっては十分に意味のあることだったなと思っています
まだ使い始めたばかりで、これから習慣になっていくかはこれからですが、完璧にできなくても、遠回りしても、今からでも始められることってあるんだなと、改めて感じました
今回はPECSの絵カードを購入しましたが、メルカリには他にもさまざまな絵カードセットが出品されていることも知りました
同じように「作った方がいいのはわかってるけど、なかなか手が出せない」という方、きっと私だけじゃないんじゃないかなと思います
最後に
みなさんは、PECSや絵カードをどんなきっかけで始めましたか?
自作派ですか?それとも完成品を購入されましたか?
私みたいに「印刷までたどり着けなかった」経験がある方、いたらぜひ仲間だと思ってコメントで教えてください!

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